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自然農日記21|12月の農床

自然農日記21|12月の農床

ナオライ事務所の農床(※)(のうとこ)も、だんだんと冬支度です。

今年の6月この農床で収穫した大麦を11月に入って種まきしました。数センチほど若芽を出しています。

絹さやも、11月にモロヘイヤの根元に苗を移植しました。

モロヘイヤの茎に掴まりながら、暖かい日差しを浴びて、少し成長しました。

大麦も絹さやも、寒さを迎え、小さな姿のまま越冬します。

ミカドレモンの苗木の周りに、キャベツ、レタス、ダイコン、ニンニクも植えています。

カリフラワーは収穫し、ちょうど来島されていたお客さまと一緒に囲んだ食卓にお出しすることができました。

キャベツもだんだんと結球しはじめました。

今年は11月以降とても暖かく、トマトがまだ色づいています。

低い気温でゆっくり熟すトマトは、夏とは違う味わいです。

リーフレタスです。

ほんの少しですが、大豆も収穫できました。

農スタッフが自分の農地で7年自家採種を続けている小粒の大豆で、味が濃く、とても美味しい大豆です。

穀物が育ってくれると、豊かな気持ちになります。

「たねの交換会in呉」(毎年2回、呉市広地区で開催される、自家採種の種を持ち寄る会)でいただいた、ホーリーバジルの種もたくさん増えました。来年2月の交換会に持参しようと思います。

温暖な瀬戸内海の島ですが、ゆっくりとした冬のモードに。

ですが、柑橘農家さんはこれからが繁忙期。収穫や出荷の作業に勤しんでおられる姿には頭が下がります。

(※)農床 久比集落の家々の側には「農床(のうとこ)」と呼ばれるお庭の様な農地が有り、近所で生育時期の違う品種のお野菜を栽培し、物々交換し合う「農床文化」が今も継承されています。

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