自然農日記20|無農薬レモンの収穫間近!
ミカドレモン(久比・三角島で無農薬栽培で育ったレモンを指す)は、数軒のパートナー農家さんと提携して、生産を担っていただいております。
レモンは柑橘の中でも無農薬で栽培しやすいとされているのですが、それでも、無農薬栽培で除草剤も使わない栽培は、農地に手を入る回数が格段に違うので、パートナー農家さんは皆さん、かなりの覚悟と心意気を備えておられます。
この日は、Iターンで大崎下島久比地区で柑橘栽培就農5年目の「SHINTARO FARM(シンタロウ ファーム)」の竹内信太郎さんを訪ね、今季のレモンの様子や圃場の状況の視察をさせていただきました。
狩猟もこなす竹内さん。
モノラック(動力で柑橘のコンテナを乗せて移動させる乗り物)のレールの増設や農地の重機での造成もご自分でされたそうです。
しっかりと島の地で身を立てている竹内さんはナオライにとって心強い存在です。
3箇所に分かれている広いレモン畑。ここ最近のチャレンジとして、「ヘアリーベッチ」というマメ科の緑肥(土地に窒素を固定する働きを利用し、肥料として用いられる植物)を圃場の全面に撒き、経過を観察しているそうです。
ふんわりとした表情で生育する緑肥はとても可愛らしく、竹内さんのレモンに対する優しさと愛情を感じる植生に感じられました。
カミキリムシ被害への対策として幼木の根元に巻かれたネットや誘引(レモンの樹形を整えるために人為的に枝を引っ張る方法)されたレモンの木。
一本一本手塩にかけ、大切に栽培されています。
丹精込めて栽培してくださっている竹内さんの誠実さが、ミカドレモンブランドを支えてくださっています。
まもなく、今季のミカドレモン生果の受注を開始いたします!
ぜひ食卓で、フレッシュな瀬戸内海の島の息吹を感じてください!!
▽SHINTARO FARM Instagram