三角島檸檬ガーデンにて積み重なるものは|自然農日記6
今日は、レモンが花ざかりの三角島檸檬ガーデンにて、風の道に沿って、ミツグワで地形に変化をつけました。
(5/15に、藤井さんと全体に草刈機をかけました。石垣下の溝と苗木周りを中心に、風の道を通すように刈っていました。)
この時期に地形に変化をつけるのは、自分が三角島の手入れをさせていただいて2年半経つ今年、初めての試みです。
ガーデン全体の植生が幾分か落ち着いてきていて、土地の通気通水が改善しているように見受けられたため、次回の除草作業までの繋ぎの作業にならないかとの予測を元にしています。
(以前は土地が固く、掘削するのも難しかったです。)
ミツグワで掘削することで、一時的に耕す形になりますが、土地の通気通水機能の向上のための作業です。
風の道に沿って掘削をしていくと、道の交差するポイントなどにノバラやアカメガシワの姿が小さいものが生えているところがあるのですが、ミツグワで根ごと掘りとる様に除草しました。
これまで檸檬ガーデンの呼吸を助けてくれていたノバラやアカメガシワが役目を終えたと考察され、嬉しい気持ちになりました。
(強靭な草や木が場所を譲ってくれたような)
掘っていると、たまに糸状菌が以前刈られた草を分解しているのも発見する事ができ、檸檬ガーデンが豊かさを取り戻している実感を持ちました。
アゲハの幼虫がレモンの苗木についていたので、捕殺を迷いましたが、レモンの苗木の力を信じ、周りの除草と少しの掘削くらいの手入れで幼虫はそのままに。
今日は、ナオライメンバーの柿木さんのご友人のYさんがレモン収穫のお手伝いに三角島に来島してくださいました。少しの時間、ミツグワの作業も体験されました。
今日の作業が、日常的に吹く風や大気圧を味方にするものであるといいのですが。